HiRuler を使おう

 パソコンの画面上で定規が使えると便利なことが多い。

highdy が随分昔から使っているフリーソフトで「HiRuler」いうものがある。ご存知のようにハガキなら100mm×148mm、A-4用紙なら210mm×298

mmと、殆どの用紙はJIS規格によりサイズが決まっている。その中に指定寸法の図形を描くには、パソコン上でそれぞれの機種によりドット(ピクセル)数を計算することは初心者にはできない。このソフトの定規は、inchmm あるいはピクセル数にも対応しているのでとても簡単に可能になる。

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 ホームページをやっておられる方でも、画面の既定のピクセル数が決められている。highdy のホームページのトップに流れる文字列が複数あるが、どの位のピクセル数を指定したら適当なものになるか、プログラムを書くときに試行錯誤で決定すると何度か試みないと適当なサイズが決まらない。しかし、このソフトなら1,2回で必要数値が確定できる。

 インストールの際にレジストリーは使用しないので、適当なディレクトリ内(できればシステムの無いドライブ)にフォルダーを置くだけでよい。

いちいちフォルダーを開いて起動するのは面倒なので、起動用ショートカットのみクイックランチに登録しておけばよい。右の写真は highdy のクイックランチ登録してある例を示す。

   ここからダウンロードできる
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 使い方は ReadMe テキストに詳しく書いてあり、定規の色や透明度も自由に簡単に変更可能である。

なお、PCの機種設定によりオプションを開くとエラー表示が出るかも知れないが、殆どの Windows PCで使える。エラーが出てオプションが使えなくても実用上は全く問題はない。Windows 8(8.1)でも問題なく使える。

 エラーの解決法は、下記をご覧ください。

 

XTMーRuntime のダウンロード  
XTMーRuntime のダウンロード  

Windows 10 の場合

 Window 10 で使う場合、オプションの設定(定規の上で右クリックすると、各種設定ができる。)ができない方もおられる。オプションでは ReadMe テキストに詳しく書いてあり、定規の色透明度も自由に簡単に変更可能である。ところが、オプションを開こうとすると、「コンポーネント 'COMCTL32.OCX' 、またはその依存関係のひとつが・・・」などとエラーが表示される。

理由はフリーソフトでよく使われる Visual Basic のランタイム(プログラムの1種と考えてよい)システム中の一部のファイルがないためである。

 解決するには、その必要なファイルのみを追加してレジストリに登録すればよいが、一般の方には難しい。そこで、ランタイムシステムそのものをインストールしておけば、今後のフリーソフト利用時にも有効に活用できる。ここでは、汎用性のある XTM-Runtime を推奨するので、右上のリンクからダウンロードをし、インストールしておかれるといいだろう。