やっぱり地元も良さかも!

 昨日のブログに書いた配管破裂について、どうせ各地の配管破裂で業者さんも大忙し

だろうと、自分で応急措置をして何とか2日間は凌いだが、とにかく予約だけでも早くしておかないと大変なことにかるやも知れないと考えた。

  外水道が2カ所で破裂
  外水道が2カ所で破裂

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全く知らない業者さんに突然お願いしても、時期が時期だけに早急に対応してもらえない可能性もある。

 そこで、知人の社長(各種建具の製作・販売・施工)に午前中に連絡、顔の利く業者さんについて尋ねたところ、社長のお宅や工場内でも配管破裂があったそうである。「古くからの付き合いの業者さんがいるが、いまは、とても忙しくて早急な対応は保証はできないかも…」とのこと。ところが、5分も経たないうちに折り返しの電話があり、午後に来て下さることになった。

 早速、埋設部のコンクリ―トを斫(はつ)り、すぐに着工できるように準備を整えて待つことにした。私もプラントエンジニアの端くれだから、業者がどのような施工法をとるかは心得たものである。

 この社長は highdy の高校の後輩にあたる方で、芸術系の大学を出ていながら父上が亡くなられたため、仕方なく地元にUターン、会社を継いでおられる。けっして先輩面をしてお願いしているわけではないが、いつも別宅のメンテナンスではとても良心的な料金で何かと大変お世話になっている。

やっぱり地元の良さかも! 困ったときには友人、知人の力が活かせて駆けつけてもらえる。しかも直ぐに。

 二つの家を管理するのはお金がかかる。交通費だけでも数多く往復すれば馬鹿にならない費用になるが、大地震の予想もあり可能な限りは維持しておいた方がいいと思っている。

自宅では、非常時に備えて太陽光発電、携帯用ガスコンロ、どんな水でも飲料水にできる浄水器をはじめ、非常持ち出しの品々がいろいろ準備してある。が、別宅まで同様に準備するのは大変である。

でも、すべて揃えても10万円でお釣りがくる程度のものだから一考する価値はありそうな気もする。

 このブログをの下書きをしているうちに修理工事が完成。2カ 所の工事とほかに別の部分の保温工事を少々お願いして、実に良心的な工事代金であった。もちろん、完了と同時に「ニコニコ現金支払い」。暗くなって時間切れになったので、別の場所の本工事は自分でするので、材料を置いて行くように言った。

 これで一件落着と思いきや、夜の9時ころ電話がかかり、「1カ 所ネジを締め忘れた気がします。今から伺ってもいいですか?」と。その程度は自分でするからと言ったが、20分後には来てくれた。

なるほど、見てみると、僅かに水が滲(にじ)んで出ていたので、私が増し締めしたら止まった。業者さんもそれを確認して安心したようだ。

なんと、良心的なことか、往復するだけで40分以上もかかるのに。社長から「大先輩の家だから、丁寧ないい仕事するように…」と厳しく言われているとかで、別宅を訪れる業者さんは皆ベテランばかり。とても安心である。