ミニ旅行(有松)2日目

 当初の計画では、2日目は有松の近くの鳴海陶芸鳴海製陶ではない!)に行く予定であった。が、2人組女性から急遽中止の申し入れがあり、紫陽花と協議の結果で

highdy が希望の「豊川稲荷」へ行くことになった。

ここは通称と違って本来は曹洞宗の「円福山 豊川閣 妙厳(みょうごん)」と称する寺院である。境内も広くとても立派なお寺さんである。もちろん「稲荷」と言う名の通り、お狐さん由来の施設なども多く神仏同居状態である。(名前の由来は、上記リンクからWEBで読んで頂ける。)

 鳥居は一般的には神社を象徴するもののように考えられるが寺院でも設けられることがある。

多くの神社が木造(稲荷の場合は朱塗り)であるのに対し、ご覧のように寺院では石造であることが多い。

寺院・神社ではいつものことだが、例によって、社務所で修復用の屋根瓦代として寄付をした。瓦に祈願名(10件以上あったが「家内安全」にしておいた)・住所・氏名を書いたら、「豊川閣」名入り夫婦箸を頂いた。広い境内を奥の院までゆっくり廻った。参拝後は、お寺の前の土産物店に有名な「ヤマサちくわ」があり、全員が膨大な量の練り製品を買い込み車の冷蔵庫に収めた。

帰り道は、ある女性の希望で静岡県の駿東郡清水町の柿田川(かきたがわ)公園内で、日本百名水の一つでもある「柿田川湧水」を観光することになった。

途中、伊勢湾岸道路から新東名、第一東名と移って、富士川(かわ)SAへ。レストランは富士山を見る絶景のビューポイント、また上の写真のように建物の脇にもビューポイントが設けてあるのだが、この日は上半分雲に覆われて見ることはできなかった。

 柿田川湧水は1日に100万トン以上の東洋一の湧水量を誇る。

15年以上前に訪れたことがあるが、今は園内もかなり整備され、お店も増え、近郊市民の憩いの場となっている。ここでも自然保護のために若干の寄付をしたら、お湯を沸かしたり、ご飯を炊く時に入れておくと体によくて美味しくなる石をプレゼントされた。下の写真(上段右)
 一年中お奨めだが、特に夏場は涼しくて最高のスポットと言え、家族連れやカップルも多い。ビューポイントは3~4か所あるが、一番のお奨めは第二展望台から見る神秘的なエメラルドグリーンのような美しさが素晴らしい。(一番下の写真)

駐車場の傍の土産店内を通り抜けると、美味しい湧水を飲んだり汲んだりできるほか、豆腐のソフトクリームを食べたりすることもできる。

写真はクリックして拡大してご覧ください。

 駐車場(案内図下)は国道1号線下り線から
 駐車場(案内図下)は国道1号線下り線から
     頂いた品の一部
     頂いた品の一部

      至る所で湧いている
      至る所で湧いている
   対岸ではバーベキューをしていた
   対岸ではバーベキューをしていた

        丸い部分は深い水中にあるが、ご覧のように透明度が高い。
        丸い部分は深い水中にあるが、ご覧のように透明度が高い。

 みんなが列車では持ち帰れないほどのお土産をあちこちで買ったが、お二人の自宅までお送りしたので大変喜ばれ感謝された。走行距離は2日間で約820km、通常の片道程度で大して走らなかった。

 それぞれがとても強烈な個性をもった人々の集まりのようだが、仲良く行動できるのが不思議である。やはり。それぞれが「大人」で、且つ趣味の仲間という共通点があるからなのだろう。

部外者の highdy も、お蔭で楽しい2日間を過ごすことができた。